餃子の王将、売上高マイナスへ。おいしくないものね。
餃子の王将、6月の既存店売上高が前年同月比4.1%の減少となった。そんな記事が昨日の朝日新聞に載っていた。確かに関西では人気らしくって、奈良の店でも昼間はめちゃくちゃ混んでいる。餃子の王将は、おいしくってボリュームがあって人気らしい。ところが私は奈良に引っ越してきて2年以上になるが、餃子の王将に一度もいったことがない。で、5月くらいに初めて行った。
私の定番、チャーハンと餃子を注文。チャーハンというのは、その店の味づくりが一番わかるもの。べたついていたり、変に味が濃かったりで、その店の味がわかるというもの。で、来たチャーハンを一口放り込んだ。ちょっとベチャッとしている。味は薄めにしているが、なんだか化学調味料の味がする。ま、安い中華では良くある味です。次は餃子。確かにでかい、だけ。ジューシーな旨味がまったくない。ニンニクがかなり強い。味はまったく薄い。これは、たっぷりタレを付けないと。妻が作る手作り餃子は、もっと旨味があっておいしいよ〜。
一応、一回で判断するのはよくないということで、もう一度行くことにした。今度は、ホイコーロー定食で。きたものに呆気にとられた。豚肉はでれーんとしている。キャベツはしゃっきり感がたりない。ついでに、友人が頼んだラーメンのスープをすすった。チャンポンのスープと同じ味がする。食品添加物をいろいろ組み合わせて、こういう味ができるという見本みたい。それ以降、餃子の王将は、一度も行っていません。
私も50代半ばです。あんまり塩分の高いものは避けなければいけません。別の中華料理店に行ったけど、そこは味が薄いと思えるほど、ほのかだが確実に旨味が味わえる。薄味だからこそ、素材自体のおいしさが味わえる。私たちは、こういう味がいいんですね。餃子の王将は、いわば化学調味料だらけのスナック菓子やファストフードで育った若者には、合う味なんですね。大阪って味に厳しいというけど、大阪で流行っているってことは、大阪の人も味に鈍感になったのかな。
私と同年代の友達は言っていた。餃子の王将なんて、ちっともおいしいことあらへん。安くてお腹いっぱいになるから、若者が行くんや。でも、餃子の王将も、餃子以外のメニューはそんなに安いとは思えない。東京にある、東秀の方が、安いしおいしかった。大阪も味のレベルが落ちているのかも。それとも、味のわからない若者が増えちゃったのかな。
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